制御システムのセキュリティ

制御システムのセキュリティについては、かなり難しい。

何が難しいかというと、①使われているOSやシステムがとても古いし、②誤動作が社会的な影響を与えし、場合によっては③人にケガをさせたりするからだ。

①の理由は、制御装置自体が何十年にも渡って使用されるものであり、OSをアップデートしたりするインセンティブがないためだ。②の理由は、制御システムが止まると、工場であれば生産がとまるし、発電所であれば停電が起こる可能性があるためだ。

③の理由は、例えば装置のモータの制御をしているプログラムが誤動作を起こしたりする。その結果、作業中の方が装置のアームなどに体をぶつけたりするなどのけがをする。

 

そういった問題があるので、制御システムそのものに対策を加えるのではなく、制御システムの周りで対策をとって、外堀を埋める方法をとることがベターとされているようだ。